シラネアオイの神奈山~燕温泉縦走!!

丸岡の友人から「こんな山があるよ」と教えられ「シラネアオイ」咲く山、「神奈山・1909m」へ登って来ました。新潟県の妙高山の外輪山の一山で教えてもらうまでまったく知らない山でした。(^^ゞ

 
 白馬を夕方出発、登山口のある妙高市・関温泉の駐車場で車中泊しました。トイレもあって安心です。
 早朝6:25、関温泉スキー場から登山開始。
 ハイキングコースの標識あり。(ハイキング・・・?(^^ゞ;)
 ゲレンデ中間あたりから妙高山が見えてきました。ゲレンデは結構な斜度があり息が弾みます。
 リフト鉄柱の下をくぐります。
 ゲレンデを登りきり、ようやく「7:10」本当の登山口に着きました。ここからブナ林の中を登ります。
林に入り涼しくなりました。この辺りでは 時期が遅くほとんど「シラネアオイ」の花は終わっていましたが道脇には葉がたくさん見られました。咲いていたら見事でしょうね。
 登山道は狭くやや荒れ気味・・・ 
 沢のところでようやく咲いているのが見られました。(*^。^*) サンカヨウといっしょです。
 登山口から一時間、ブナ林の中を歩いて到着。たぶん山頂から降りてきてここから「ブナ林」ですとの意味合いだとおもわれます。
 ブナ林を抜けこんな岩場に出ました。「ニッコウキスゲ」が咲いています。ここまでもかなりの急登!
 「ハクサンチドリ」
 他に「ツバメオモト」のすごい数に驚きです。残念ながらこの花もほとんど終わっていました。
 3時間弱で山頂着。かなりの急登でした。 休憩しているとポツリと雨が・・・念のため早めに雨具を着ました。(>_<)
この後、最初は山頂往復の予定でしたが山頂でお会いした富山から来られたグループの方に勧められ燕温泉へ縦走することに・・・
山頂付近で咲いていた「ハルリンドウ」
 山頂9:55発、歩き出し暫くでシラネアオイの群生に出会い感激しました。(^^♪
 ムラサキヤシオ&シラネアオイ
 神奈山から三ツ峰に向かって約30分歩くと三峰分岐着。ここで左折して燕温泉に向けて下ります。
 妙高山は雲に隠れています。奥に三田原山が見えています。
 下りだしてすぐに崩壊地に出くわしました。ロープが張ってあり慎重に渡ります。
 下りきると大倉分岐です。ようやく標柱の頭が出ていたので一安心。このルートは燕温泉から妙高山へ登る一つです。
 「黄金(こがね)清水」着。山頂から一時間弱。ここまで、ルートは間違っていないようです。
 大倉谷の雪渓です。小休止。
 温泉が湧き出しているようで硫黄の匂いが漂っています。岩も赤茶けていました。
 谷を離れ樹林に入るとまたも「ギンリョウソウ」が咲いていました。その数多し!! 大株も沢山。
 山頂を9:55発。燕温泉に13:15到着。谷筋の道は残雪もあり目印のリボンを探しながらの下山でした。このルート、記憶にはありましたが実際に歩いていなかったので、正直、目印頼りの下山でした。
 燕温泉からは車を停めた関温泉まで3K 約35分の車道歩き。バスの便もあったのですが待時間が長く、待つより歩けと歩き出しました。予定外の歩きで疲れましたが下り道で助かりました。(^_^;)

 このトンネルを抜けると出発した関温泉スキー場です。
 14:00 出発地点到着。バンザァ~イ。山頂でお会いした方の車もありました。皆さん燕温泉で一っ風呂入って居られる様子。おもっしぇかった。(@^^)/~~~
 ANHさん、富山の方、すてきな情報をありがとうございました。案内図の右のコ-スを歩いて来ました。
来シーズン、もっと早く来て「シラネアオイ」ロードを楽しみたいとおもいます。

栂池自然園。

昨年はマイマイガの幼虫によってすっかり葉が食べられてしまった樹木ですが今年は元気に葉を茂らせていました。

グリーンシーズン突入! 栂池に出かけてきました。
 かなり雪に覆われていますが一部、木道も出ています。生憎、白馬岳は見えなかったです。
 ところどころにホールが空きミズバショウが咲いています。
 浮島湿原で木道脇にシナノキンバイ・リュウキンカが見られました。
 モウセン池へ向かう途中、ヒメイチゲが咲いています。可憐な花ですね。
 雪渓を横切るところではカットされ歩きやすくなっていました。
 尾根筋に出るとムラサキヤシオツツジやイワナシが楽しませてくれます。

 大雪渓は一部が望めただけ・・・
 ゴゼンタチバナも咲き出しました。
 ツマトリソウ。きれいです。
 北尾根のお目当て、シラネアオイは終わっていました・・・(>_<) なんか状況が変・・・
 湿原ではワタスゲの花が見られます。地味なので見向きもされません。かわいそう。
 ロープウェイ山頂駅まえにニッコウキスゲが咲いていました。
 下部の栂の森湿原は、遊歩道脇がサンカヨウロードでした。
 キヌガサソウも咲き始まったところでとてもきれいな花でした。
 湿原はたくさんの花々で賑やかです。コバイケイソウが目立っていました。
 締めくくりはツバメオモトです。清楚な花ですね。
きょうの栂池は中途半端な状況でした。雪解けがすすまないとだめですね。

「大姥山」 おもしろい山です。(^^♪

13日、☀たのでどっか出かけようと考えた末決まったのがこの山。「大姥山」です。
 
 
大町市八坂村にあります。標高は1006mとさほど高くはありません。白馬からも一時間ほどで登山口に行けます。
 
ところが林道が工事中で通行止。林道入口の表示では「大姥山へは行けますと」書いてあったので迷わず突入!! しかし、登山口らしい道が紛らわしく、仕方なく戻って迂回しました。
 
結果、最初に「これかなぁ~・・・?」とおもった入口で正解!!。結局とんだまわり道をしてしまいました。登山口には駐車場やトイレもあり、しかも水洗式です。
 こんな表示板が建っています。周遊できるのですが今回はピストンすることにしました。?、車まで戻るのが林道歩きもあって大変そうだから・・・(^^ゞ
駐車場から5分ほどの 「大姥神社本宮」まできれいな参道が続きます。本殿のすぐ左から登山道が始まり、いきなり胸突きの急傾斜です。(>_<)
 ギンリョウソウが咲いていました。
 「ママコナ」もたくさん咲いています。

 ここからが「おもしろい山」の始まりで~す。足元注意の表示が掛かっています。
するとすぐにクサリ場出現。急な登山道に加えて岩が現れクサリが設置されています。それも一ヶ所ではありません。山頂まで数ヶ所、かなりこんなところがありました。
 HIDEさんがんばっています。(*^^)v
 このルートではこんな形の標識がポイントごとに案内してくれます。4~50分登ったところです。頂上へ向かう前に左折して寄り道します。
 崖に作られた道は、幅40センチくらい。道の下側は80度以上の斜度があり落ちたらお陀仏・・・
かなり深い谷です。
 分岐から4~5分でこんな洞窟がありました。横30m 高さ10m 奥行6mくらいの洞窟。大姥が住んでいて金太郎を産んだところと言われています。山腹にすごいところがありました。
 分岐に戻って山頂へ・・・ この日は黄砂がひどくスッキリとした眺めはダメでしたがそれでもまずまずの眺望がひろがっていました。
 案内板で槍ヶ岳がみえるとあって、探したところ・・・
 穂先がちょこっと望めました。(@^^)/~~~
 以前登った「京ヶ倉山」です。ゴジラの背みたいです。
 山頂には立派なあずま屋が建っています。またTVの中継アンテナも。ちょうどお昼12時となって休憩。ノンアルで乾杯!!
 山頂から「大姥の散歩道」というルートもありますが今回は来た道を引き返します。「行きはヨイヨイ・帰りは・・・」クサリ場と急な登山道を降ります。(>_<)

傾斜が急な分時間も短く登山口へ戻れました。が、手足が非常に疲れました。金太郎伝説は各地にあるようですがここもその一つ。
 1000mちょっとの山ですがアルプスの急登を思わせる登山が楽しめました。クサリ場の練習にもなり、コースタイムも短く「おもしろい山」でした。次回は秋かな・・・